脱毛についての注目記事

脱毛の痛い箇所・痛くない箇所

かつては高額でセレブな人たちが受けるイメージだった脱毛施術ですが、今では10代の若者から50代、60代の女性まで幅広く通われるようになった美容クリニックや脱毛サロン。
脱毛に関心のある方なら人づでなどで聞いたことがあると思いますが、施術時の痛みがどれほどなのか気になりませんか。
美容クリニックや脱毛サロンで行われる脱毛法は、肌への負担を抑えつつきれいな仕上がりになるよう工夫されています。
それでも、使用している脱毛機器の種類や光(レーザー)の出力レベルによって痛みを感じる場合がありますが、「耐えられないくらいの痛み」までではありません。
美容クリニックのレーザー脱毛よりも出力の弱い脱毛サロンの光(フラッシュ)脱毛だと、「全然痛くない」「どちらかというと熱い」という声が聞かれるくらいのレベルなんです。
ただし、痛みには個人差がありますし、普段から肌が弱い人は痛みを強く感じることが多いです。
敏感肌や色黒の方は、痛みを強く感じやすい傾向にあります。日焼けをした肌には施術を断られることもありますが、もともと色黒な方は他の方よりも光をより吸収しやすいため、色白の人よりは強い刺激を感じるようです。

脱毛の痛みってどんなもの?

さまざまな痛みがありますが、脱毛の痛みは肌の表面に感じる物理的な痛みです。
よく「輪ゴムでバチッと弾かれた感じ」と表現されていますが、実際には、「バチッ」よりももっと軽い、「パチッ」とした刺激です。

痛みをとにかく抑えたい、痛みに弱いという方は、最も痛みの少ない脱毛法を導入しているサロンを選ぶ方がいいと思います。
光脱毛は効果が薄いですが、痛みが少ない脱毛法として認知されており、とにかく痛い思いをしたくない方は光脱毛を選んだ方が無難です。

ハイパースキン脱毛法を導入しているサロンもおすすめです。
ハイパースキン脱毛は光脱毛とは異なり、「今生えている毛には何もせず、これから生えてくる毛の種」にアプローチして脱毛するという新しい方法です。
子どもでも可能な脱毛法で、ほとんど痛みがなく、体温程度の光を照射するだけで、毛周期もあまり気にしないで施術が行えます。
エステサロンの中には痛みを抑えるローションを塗布する工夫してくれるところもあるので、そうしたサロンを探してお試し脱毛するのもいいです。

美容クリニックのレーザー脱毛は、脱毛効果は高いですが、その分痛みも大きいです。この方法で脱毛する場合は、十分に保湿したり、患部をしっかり冷却することで痛みを和らげることが可能です。
人によって痛みを感じるレベルは異なりますが、全身の中でも毛質によって痛みを感じやすい部分と感じにくい部分があります。
痛みが嫌な人は脱毛サロンをお勧めしましたが、医療レーザー脱毛でも少ない痛みで施術できる部位もあります。

全身の中で最も痛みが強いのはVIO

全身脱毛の場合、多くの人が痛いと感じるのはデリケートゾーンの脱毛です。VIOの中でも特にIライン、Oラインの強い痛みを感じます。Iラインの毛質は太くて丈夫な毛のため、レーザーや光を照射した時の刺激は他の部位よりも強く感じます。
すぐ隣は非常にデリケートな粘膜がありますので、普段からIラインやOラインの事故処理をしていない方は、さらに刺激を受け取るのも敏感になります。
とくにサロンの光脱毛よりも医療レーザー脱毛の方が3倍くらい痛いと言います。

一方、Vラインのサイド(パンティラインに沿ったところ)の痛みはそれほど感じないという声もあります。全体的にIラインよりも楽に施術できます。
ただ、照射する回数はIラインの範囲よりもVラインの方が多いので、小さな痛みでも長く感じるかもしれません。
2回、3回と脱毛の回数が増えるごとに照射の光を受け取りムダ毛は減っていくので痛みを感じにくくなっていきます。

医療レーザーの顔脱毛の痛みは強い!

実は、脱毛サロンと医療レーザー脱毛で痛みを強く感じる部位は若干異なります。デリケートなVIOラインが一番痛いのはどちらも変わりませんが、医療脱毛で2番目に痛い部位は、顔脱毛です。
人によって「眉毛の下」「鼻の下」「もみあげ」「頬」と痛い部位はさまざまですが、「チクチクと焼けるような独特の痛みがある」とのこと。
永久脱毛希望のかたにとって医療脱毛は欠かせませんが、こういう話を聞くと脱毛サロンの方に心が揺れ動きそうですが、医療機関の脱毛なので笑気麻酔や麻酔クリームの使用が可能です。
どうしても痛みに耐えられない場合は、事前に麻酔を使用してから施術を行ってくれますよ。
麻酔をしてくれるとはいえ、普段から肌を十分に保湿しておくことが大切です。乾燥するほど照射の痛みも増加するので、脱毛に通う前にしっかりと肌の保湿ケアを行っておきましょう!
水分をたくさんとって、肌の保水力を上げておくことも大切です。

ヒザ脱毛も痛みが強い部位

脚の中でも、ヒザ実は痛みを感じやすい部位なんです。関節なので皮膚が薄く、脂肪量も極端に少ないこともあり、痛みを敏感に感じてしまうようです。
そして、ヒザに生えている毛はアンダーヘアほどではないですが、太くて固い毛なので照射の刺激は直に伝わってきます。
ただし、ヒザは範囲が狭い部位なので、我慢できないほどの痛みを感じるということはほぼありません。光脱毛の場合はレーザー脱毛と比べると照射の光も柔らかく、焼き針で突き刺したような痛みではないので、初脱毛の方も身構える必要はないですよ。

痛みに対する個人差は大。基本、ワキ脱毛も痛い

脱毛する人のほとんどの人が経験するワキ脱毛。ワキ脱毛は「全然痛くない」という声もありますが、「想像以上に痛かった」という意見もあります。
毛が太くて固く、密集していればいるほど脱毛の光の刺激を強く感じるので、剛毛寄りの体質の人は痛みを感じやすく、薄毛の人は痛くないという感想です。
ただ、光脱毛は決して我慢できないレベルの痛みではなく、バチバチッとした弾かれるような刺激を何回か繰り返せば終わります。

痛みを感じやすい部位の特徴

  • 毛が太くて固く、密集している部位
  • 普段の保湿も十分ではなく、乾燥している部位

痛みが弱いと感じる部位

全身の中には、照射してもほんのり温かい程度にしか感じない、痛みの弱い部位もあります。
手足の指毛や、手足の甲の産毛に近い毛はほんのり温かい程度という声が多いです。
ここの毛は顔に生えている産毛に近く、軟毛と呼ばれる部類にはいります。
軟毛は細くて柔らかいので、照射の光が集まりづらいとされているため、サロンによっては体と顔で脱毛機器を切り替えることもあるそうです。

痛みを感じにくい部位の特徴

  • 毛が細くて柔らかい
  • 肌色が薄い
  • 毛の密集度が低い

痛みが効果と関係する事実

脱毛の効果と痛みの関係性があります。
脱毛方法のなかでも、クリニックで行える絶縁針脱毛(電気脱毛とも言います)が痛みレベルMAXです。次は医療レーザー脱毛、その次にブラジリアンワックスやテープなどの、毛に何かを貼ったり塗ったりして剥がす脱毛方法。その次にやっとくるのが脱毛サロンで施術する光脱毛です。
脱毛サロンの光脱毛は痛みの差が人によってまちまちで、脱毛する部位によって感じる痛みの度合いも変わります。
一番痛い電気針脱毛は、 一本一本処理をしていくので時間がかかりますが、毛根に直接ダメージを与えるため確実な脱毛方法です。
電気針脱毛に比べて痛みの少ないレーザー脱毛やフラッシュ脱毛の場合、ある程度広範囲で照射していくので、ひとつひとつ毛根が確実に処理出来たとはいえず、生き残っていた毛根から数ヶ月後また毛が生えてくる場合もあります。
このように、痛みを感じる脱毛方法の方が脱毛効果は高いとされています。より脱毛効果が高い方を優先するか、痛みや肌への刺激の弱さを優先するかで、脱毛法を選んでもいいかもしれません。