全身脱毛には「医療脱毛（クリニック脱毛）」「エステ脱毛（サロン脱毛）」の二種類があります。
選ぶ脱毛法によって、費用・脱毛効果・通う期間などが大きく変わります。

この記事では、意外と知られていない医療脱毛とサロン脱毛の違いについて詳しくご紹介します。
これから脱毛デビューする方はぜひ参考にしてください！

医療脱毛、クリニック脱毛の違い

まず、医療脱毛とエステ脱毛は何が違うのでしょうか？

医療機関で医者や看護師が施術する脱毛と、エステサロンでエステティシャンが施術する脱毛という違いがあります。

例えば、怪我をして体を痛めた場合、医療機関である整形外科に通う人もいれば、特に許認可のない整骨院や接骨院に通う人もいます。
これと同じような話です。
医師免許を持っている機関で施術するかどうかの違いです。

医療脱毛は通常「レーザー脱毛」と呼ばれる脱毛方式を使います。
これは医療機関でしか取り扱うことができない高出力のレーザー脱毛機で効果も強烈です。

一方、エステ脱毛は「フラッシュ脱毛（光脱毛）」と呼ばれる脱毛方式がメインです。
光脱毛はレーザーの出力パワーが弱く、毛根や毛包・バルジ領域にダメージを与えることしかできません。
脱毛サロンごとに名称は異なりますが、基本的な仕組みはほぼ同じです。

光脱毛はレーザー脱毛と比べると効果は劣りますが、もちろん効果がないわけではありません。
というか、レーザー脱毛も光脱毛も脱毛するための基本的なメカニズムは同じです。
レーザー脱毛は効果が強く、その分肌にダメージを負う可能性もあるので、もしものときの処置に備えて医療機関でしか扱えないのです。

※毛包：毛根全体を取り巻いている組織
※バルジ領域：毛根細胞に栄養を送る組織

医療脱毛も一生毛が生えないわけではない

医療脱毛は再生率の低い永久脱毛の効果がありますが、一生一本もムダ毛が生えてこないというわけではありません。

永久脱毛には「脱毛終了から1ヶ月後の毛の再生率が20％以下である脱毛法」という定義があります。
永久脱毛＝毛が1本も生えない、ということではないんです。筆者も脱毛について詳しくなるまで、永久脱毛＝毛が1本も生えないという認識でいました。

クリニックの医療レーザー脱毛は毛根細胞を破壊できますし、脱毛後の状態を長い間キープできる脱毛法なので、クリニックの脱毛＝永久脱毛でといっても間違いではありません。
ただし、脱毛サロンの光脱毛は一時的な減毛・抑毛を目的としているため永久脱毛の定義には当てはまりませんが、長期間に施術を繰り返し受ければ自己処理がほとんど必要ない状態になることは可能です。

脱毛サロンもクリニックも、毛周期に合わせて定期的に通い続けることが必要です。
脱毛完了の目安とされている回数分の施術を受ければ、ほとんどムダ毛が気にならない状態、事故処理が必要ない状態にすることが可能です。

メリット・デメリットを比較

医療脱毛、脱毛サロンにはどちらもメリット・デメリットがあります。
主な特徴をまとめて比較してみました。

医療脱毛のメリットは永久脱毛を実現できることです。
「絶対につるつるにしたい！産毛がある状態は嫌だ！」
という人は医療一択です。
1回1回の効果が高く、短期間で脱毛完了することができまるのもいいですし、医師が肌状態を診察したうえで施術を行う安心感もあります。
デメリットは、医療機関だけにエステ脱毛のようなキャンペーン割引を滅多にやらないということ。
光脱毛と比較すると金額が高めになります。

エステ脱毛のメリットは、激安キャンペーンがあることです。
なので、試しにエステ脱毛する人は多いです。
ミュゼプラチナムなんて、両ワキ＋Vラインを何度施術しても数百円なんていう激安な料金体系でやってます！
ここまですごいキャンペーンはなかなかないですが、他のサロンでもお値打ちなキャンペーンを実施しています。
脱毛初心者には最初のハードルが低くて試してみようかなという気持ちになりますよね。

デメリットは、医療に比べて効果が弱いため、どうしても回数が多くなりますし、個人差も大きいです。
運のいい人はサロンでも１０回程度できれいになる人もいますし、運の悪い人は２０回やってもまだ強い毛達が残る場合もあります。
もちろん部位によっても違います。

結局は自分次第

どちらを受けるかは個人の考え方しだいです。

例えばVIO脱毛をしたい場合、「完璧につるつるにしたい！」という人と、「薄くなればそれでいい」という人がいると思います。
考え方よっては選択すべき内容が異なります。

脱毛初心者で脱毛というのを試してみたいならミュゼの激安キャンペーンを受けてみる、とにかく効果を追い求めるなら医療脱毛を受ける、それだけでいいと思います。