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脱毛できない場合もある!?サロンで全身脱毛できない人とは

脱毛サロンは、ムダ毛を処理したり、アンダーヘアの形を整えたりするのに便利ですが、注意するべきことがあります。
医療行為に近いことをするので体への負担がかかります。肌状態については、どんな人でも注意事項を守らなければなりません。
ここでは、脱毛サロンで脱毛できない場合について話します。

脱毛中の日焼けはNG

脱毛中に日焼けしてはいけません。

日焼けをすると、メラニンという色素の働きで肌が黒くなります。このメラニンは、毛の黒味の素でもあります。
そして光脱毛(フラッシュ脱毛)、レーザー式の脱毛は、このメラニン色素(黒色)に反応して光を照射します。
肌にメラニンが出ていれば、肌それ自体に熱を伝えて肌トラブルに繋がる可能性があるんです。

日焼けをした場合は施術を断られてしまうこともあります。

脱毛をした直後も、日焼けNGです。
脱毛後は光照射による熱が蓄えられていてお肌はデリケートな状態になっています。負担がかかって弱っているところに日焼けのダメージを与えてしまうと、赤み、やけど、炎症が出るなどの肌トラブルの原因になります。

妊娠中も脱毛できない

妊娠中の方はどのサロンでも確実に施術を断られます。

妊娠中に脱毛できない理由には次のようなものがあります。

  • 妊娠中は脱毛により肌に負担をかけやすい
  • 同じ体勢での長時間脱毛は体に負担をかける
  • 薬品の臭いなどで体調を崩しやすい
  • 脱毛時の痛みにも敏感になりやすい
  • 妊娠中は脱毛しても毛が薄くなりにくい

妊娠する事で、女性の体には今まで分泌されていなかったホルモンが色々出てきます。このホルモンの影響で、毛周期に乱れが出ている可能性が高いため、脱毛効果が期待できません

妊娠中だけでなく、授乳期間中も施術を断るサロンがほとんどです。
この理由は先ほど挙げたものと同様だと思われます。

ペースメーカーを使用している方も脱毛できない

ペースメーカーを使用している方も、脱毛サロンで脱毛の施術は受けられません。
そればかりか、病院等で行われている電気針での脱毛も受けられない可能性が高いです。

脱毛サロンで行われている脱毛は、光を用いるもので心臓への負担になる類のものではないとされています。ですが、ペースメーカーを使っていると脱毛サロン側のリスクが高すぎるので断っています。
もし施術中にペースメーカーに異常が発生したら、医療行為が禁止されているサロンでは対応のしようがありません。死亡事故等が発生すれば、もうその系列店すべてが閉店に追い込まれるかもしれません。
たとえ脱毛器やスタッフの処置に問題がなかったとしても、世間は許してくれません。そのようなリスク回避のため、ペースメーカーを使用している人への施術は行っていないのです。

ホルモン異常がある方や不適応要因が認められる方も脱毛できない

ここにあることはほんの一部で、その他の要因で施術を断られる可能性はあります。特にホルモン異常は、妊娠中の方同様、毛周期が乱れてしまっている可能性があるので施術を断られると思われます。
また、そのほか不適応要因と認められる箇所が出てきた場合には、施術を断られます。

施術可能かどうかというのは、カウンセリングの際に判断されます。
甲状腺の病気でも症状が落ち着いる場合、医者の同意書があれば施術可能なサロンやクリニックもあります。
気になる方はカウンセリングでご自身の状況をよくご相談してください。